最新情報

「アジアの星の神話・伝説プロジェクト」

目的

このプロジェクトは世界天文年2009のアジア共同企画として始まりました。日本だけでなくアジア諸国でも、プラネタリウムや学校・家庭での星・星座の話はほとんどギリシャ、ローマ神話ですが、アジアには古来、豊かな星や月、天の川の神話伝説が伝わっています。日本にも七夕や星にまつわる民謡、沖縄アイヌの美しい歌謡などがあります。私たちは世界天文年を機会に、アジアの星や天体、宇宙にまつわる神話・伝説を各国の協力で集め、優れたものを編集して各国で同時出版し、教材等にも広く用いてもらうなど、アジアの星文化を広め共有することをめざします。

伝説の収集

各国で「アジアの星ワーキンググループ」を組織し、それぞれ神話伝説を集め、選びます。2009年5月にアジアの11の国・地域から50名が集まって「アジアの星国際ワークショップ」を東京で開催しました。本「アジアの星物語」に収録されている神話・伝説は、このワークショップで報告された各国・地域の神話・伝説に基づいています。

出版

出版にあたって国際編集委員会が組織されました。地域性や多様な文化に配慮し、万人にわかりやすいストーリーを選び、それらの物語を各国の画家の美しい絵で飾りました。子供にも受け入れやすい一般向けの本が目標です。底本は英語ですが、各国ワーキンググループが自国語に翻訳し、それぞれ出版します。この共同出版に加え、日本では日本独自の星物語と星にまつわる名所旧跡等を集めたガイド本を出版する予定です。


お問い合わせ

海部宣男(かいふ・のりお)
国立天文台名誉教授、国際天文学連合会長
「アジアの星」国際編集委員会委員長
E-mail: norio.kaifu@nao.ac.jp

吉田二美(よしだ・ふみ)
国立天文台 国際連携室 専門研究職員
「アジアの星」編集ワーキンググループ
E-mail: fumi.yoshida@nao.ac.jp